理美容業界これから始まるM&Aの未来予想!《ABEX-キタムラチャンネル》

出演:北村嘉崇・梅村崇貴
撮影・編集:佐藤瑠花

M&Aとは、Mergers and Acquisitionsの略称で、企業の合併と買収の意。

美容室で考えてみると
1.オーナーは自分が持っている株を買いたい方に売却する。廃業することなく会社が運営できれば雇用は継続できる。新しい経営者が入ればその人に成長を託すということができる。

2.買い手は自前で出店するのではなく、すでに店舗もたくさん持てていてスタイリストも雇用されていて、お客様もいて、利益もでている。そういった会社をお金でかうことができる。

美容院だけで約26万軒と世界からみても美容室が多い日本。理容店は13万軒。よく比較されるコンビニエンスストアの店舗数ですら約6万軒と考えると非常に多いことがよくわかります。

そのため市場は飽和状態だが見る角度を変えると非常にチャンスがあると北村氏は話します。

またM&Aは重要な戦略のひとつになっていくので美容院経営者は知っておかないといけない、と話すのは梅村氏。

美容師としてはプロだが独立するのに経営がわからないという方や引退しようとしているオーナー。
店舗が大きくなりすぎてうまくいっているけどもっと経営できる人に譲り渡したい方など新規出店だけじゃない新しい美容室経営の形をぜひご覧ください。

代表取締役 北村嘉崇
株式会社HuBeauuu

きたむらよしたか/2011年東京大学大学院卒業。外資系のコンサルティング会社や事業会社を経て、2018年大手美容室チェーンAgu.に戦略企画担当役員として入社。ブランディングやマーケティング、人材育成、仕組み化などに従事。取組みが週刊ダイヤモンドに特集される。その後、2019年末に株式会社HuBeauuuを設立し、コンサルティングやコーチング、研修、補助金・助成金の戦略的な採択支援、等を展開中。実経験と異業種の知見を生かした内容で、お客様の業績を着実に向上させ、高い評価を得ている。著書に「脳内編集力」

代表取締役 梅村崇貴
株式会社ブルパス・キャピタル

うめむら たかき/名古屋出身。監査法人にて会計監査、IPO支援、DD等を経験。その後、経営コンサルティング会社にて主にPEファンド投資企業や再生支援企業の常勤経営者(取締役・常務執行役員等)として、経営改革、成長戦略、M&A戦略の実行に従事。その経験を活かして、2020年11月にブルパス・キャピタル(ファンド規模:104億円)を創業し、2021年は4件の投資を実行する。